いなほも成長してきました…あなたの会社の人材育成は農耕型へシフトしてますか?

地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く

 

ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です(~ ~)/

ウォーキングコースの田んぼも色づいてきてます

 

 

稲穂が色づき頭を垂れる…九月ですからね

これから更に黄金色になっていくのでしょう

朝方は曇りで昨日に続いて風がありました

台風の影響でしょうか?

沖縄では9号の被害が出ている最中、10号の接近も…

これ以上の被害がでないことを祈るばかりです(*_*;

 

地元探訪ですが今日ご紹介するのは日枝神社

立派な随身門をくぐり、社殿までの道を歩く

場所は日和山公園第二Pのすぐ近くです

祭神は大己貴神(おおなむちのみこと)、大山咋神(おおやまくいのみこと)、

胸肩仲津姫神(むなかたなかつひめのみこと)の三神

現社殿は天明四年(1784年)に建立されたとのこと

随身門は明治四十年(1907年)に再建されたもので

門の真下でかしわ手を打つと反響があります

日光の鳴龍と同様です

また、日和山口の鳥居にある「日枝大神社」の額は

西郷隆盛によるものだそうです

酒田と鹿児島は結びつき深いですね…南洲神社はまた別の機会に(‘ω’)ノ

 

さて、今日のタイトルにある人材育成は農耕型についてですが

どういう意味か予測つきますでしょうか?

田んぼの話題からスタートしたからではありませんよ

育成だから農耕型…?

では対義語は何でしょう?

私が考えている人材育成の流れとしては

「狩猟型」「農耕型」の二つです

 

恐らく新卒人口が多く、会社側に需要が多くあった時代は

多くの採用枠があったはずです

10人以上の同期なんてざらだったんではないでしょうか?

これだけ多くの集団だと1人くらいは勝手に成長して

リーダー格になり、同期を引っ張っていく社員が出てくるものです

「おっ、こいつ良いな」「ちょっとチャレンジさせてみようか」と

昇格させたり、人事異動でチャレンジングなポストにつけたり…

こういう人材が勝手に育ったのを見て色々組織を構成していくのを

「狩猟型」と呼んでいます

山に生えた山菜、捉えたウサギ、海や川で捉えた魚の様に

手に入ったもので生きながらえる

現にこれで日本は十分回っていたのですから当時は…

 

しかし、今の時代は纏まって多くの人材を採用するのは

難しい時代、特に地方ではそういう状態になってから

時間が経過していると思います

数人レベルの同期に勝手に育つリーダー格が生まれる確率

断然に下がりますよね?(+o+)

 

そこで少ない人材に水や肥料や日光を与えて育てていく

人材育成が必要になってくると思います

それが「農耕型」という意味合いです

水や肥料や日光とは…

・どんな社員になって欲しいかを伝える

・そこを目指したカリキュラムを与える

・そのうえでOJT(オンザジョブトレーニング)を繰り返す

・コミュニケーションの機会を定期、不定期で設ける

簡単に言えばこの様な仕組みを作っていくことが「農耕型」です

 

これからは少子高齢化の影響で益々採用が困難になるでしょう

折角、採用できたとしても将来に期待できない社員になっては

会社としての人的投資回収は難しくなります

勝手に育つ時代は終わりを告げています

どんな業種であれ、人が成果を生むことに変わりがない以上

農耕型」の人材育成は必須の考えではないでしょうか?

 

この考えは新卒だけに留まらず、全階層に共通することだと思います

もし、まだそうなっていないな…とお考えの方は

 

会社の将来像を見据えて仕切り直してみませんか?

 

 

※日枝神社の近くにある旧白崎医院です

 酒田市唯一の木造洋風建築なんだそう

 大正八年(1919年)に立てられ、原形をとどめているのは珍しく

 貴重な建物なんだとか…本当に地元に居ながら知らなすぎますね(*_*;