人為ミス防止…ダブル、トリプルチェックする?
品質改善
2021.07.06
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地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、
ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ
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【おはようございます】
典型的な梅雨空…🌂です。
鳥海山も見えません。
今日も気温は高くありませんが、湿度は…。
ずっと、こんな感じですね。
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庭の紫陽花だけ、活き活きしてます。
伊豆山の被災地では救助活動が続いているようです。
救助活動参加の皆さん、本当にご苦労様です。
二次災害起きない事、祈っております。
【世相】
山形県新規感染者数はゼロ。
またゼロに戻りました。
素直に嬉しい。
都市圏は第五波の様そう。
本当にこのままオリンピックできるのか…。
各国の選手の皆さんも、次々と来日されています。
受け入れる方もですが、来られる方も不安ですよね。
松山英樹選手は無症状ながら、コロナ感染してしまったとのこと。
現在は隔離療養中ですが、体調は良くないようです。
こういったケースも増えてくるのでしょう…たぶん。
最悪の自体含めての受け入れ態勢...その上での実施判断であることを信じるしかないのですが…不安。
ユーロカップ情報
明日から準決勝。
イタリアvsスペイン…さて、どうなりますか?
勢いはイタリアですかね?
スペインはPK戦続きで、心身の疲労も溜まっているでしょうし。
多少、間隔空いたとしても、取り切れないでしょうから。
戦術的にもイタリア優位ですかね…前線からのハードチェックからのアーリーカウンター。
よほど、中盤でのボールキープと早いパス回しできないと…。
ここまで来るとわかりませんね…どこが勝っても、おかしくない。
しっかりと試合を見させて頂きます。
【お題】
「人為ミス防止…ダブル、トリプルチェックする?」について一言(‘ω’)ノ
ものを作る、検査をする、商品を並べる、値段を貼る…これらの行為には人が関与します。
決め事があり、決められた要件、手順、ツールが用いられる。
ただし、それを実行するのは人。
そこで発生する過ち…これが人為ミスによる不具合の原因です。
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ミスをした本人に自覚はありません。
いつも通り、やった…つもりでいるのですから。
そこには慣れた作業という安心感と自分は大丈夫という過信がある。
でも、それにも気付いていないからミスは起きるのです。
その対策をどうするか?
注意、指導だけでは…。
残念ながら一過性での効果しか期待できないでしょう。
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ダブルチェック…。
リスクは下がりますが、これもゼロには…。
時間が経つにつれて形骸化し、ダブルチェックをする行為自体が仕事になって行きます。
それでもダメならトリプルチェック…キリがありません。
さらに工数も増えていきます。
結果として生産効率を落としてしまいます。
問題の再発防止する為に、利益の出ない工程設計をしては企業として成り立たなくなります。
ダブルチェックは、あくまでも暫定的な処置。
ハードでの対応を考えるまでの、暫定対策にしかなりません。
問題が出るたびに、ダブルチェック、トリプルチェックを恒久対策として報告書を提出してくる会社は不安です。
採算が合わなくなれば、やらなくなる…再発するのが見えているからです。
どんなハードを…。
対象物により、色々と考えられますが、確認~投入という事例で考えて見ましょう。
事例1 品番を確認して材料を投入する。
この場合はバーコード化が有効です。
バーコードを読み込むのが人…判定するのはハード。
ハード的にOKにならないと投入できないソフトにすれば、読まないで投入というミスも防げます。
事例2 表裏のある部材で表裏を判別して投入する。
この場合は材料の表裏で色を変える、またはマーキングするのが有効です。
色を変えても、マーキングしても画像検査機器で判別可能です。
セットするのは人…判定するのはハード。
仕事に人が関与している以上、人為ミスは常について回る問題です。
新人よりベテランで起きやすいのが人為ミス。
慣れと自己過信が根本原因。
それを人の確認を追加していっても限界があるし、生産性には逆行する行為。
今は汎用性が高く、アレンジのしやすいハード機器が多くあります。
カタログで推奨している使用方法、実用例だけが答えではなく、その特性を活かす使い方が、できるかもしれません。
例えば簡易画像検査機器を光反射計として使う方法もあります。
ただし、ハードだから大丈夫とは言えません。
使う側の人にも定期的な教育を継続的に実施することが重要…そのハードを使うのは人ですから。
もし、今問題が出ていなくても、工程設計考えて見ましょう…生産性改善になるはず。
人為ミス…人への依存、生産性を無視した対策は、再発の温床です。
【ご当地探訪】
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