ブレークスルーを生む…既存製品の価値を整理すると、新たな使い方が見えるかも?

 

 

地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、

ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ

 

突然ですが、…燃料以外の使い道、どのくらいあると思いますか?

 

 

脱二酸化炭素が叫ばれている中で、唐突な質問です。

炭は古くから、燃料として使用されています。

 

 

遠赤外線効果で、美味しく焼けるというメリットもありますよね。

ところが、利用頻度は脱炭素が叫ばれる前から、低迷しています。

代替品の普及が著しいからです。

家庭で言えば、ガスや電気(IH)ですよね。

利便性は圧倒的に不利。

そうなると、燃料としての価値は低くなってしまいます。

 

 

燃料以外の使用法を、色々と模索して生き残りをかけています。

林野庁ホームページには、「木炭 新たな用途」として掲載されています。

https://www.rinya.maff.go.jp/

・土壌改良用

 土壌の透水性、捕肥性、肥効性の改良、土壌微生物の活性化

・水質浄化用

 汚濁物質の除去、微生物の活性化(微生物による汚濁物質の分解を促進)

・床下調湿用

 床下の湿度上昇防止~木材、床材の劣化防止、カビの抑制~微生物、シロアリの抑止

・飲料水用

 塩素やカビ臭の基になる有機物の吸着、分解

・消臭用

 アンモニアや塵等の空気中の不純物を吸着~浄化、消臭効果

・鮮度保持用

 生鮮野菜や果物が出すエチレンガスを吸着~熟成、老化の遅延

・風呂用

 お湯をアルカリ性に変える(温泉効果)、浄化

・寝具用

 通気性、頭寒、除湿効果~マッサージ、リラクゼーション効果

皆さん、どれだけの用途、知っていましたか?

 

 

なぜ、この様な話しをしたか?

自社製品の用途、価値を整理すると、新たな市場が見えるかも知れないからです。

 

 

特定の市場を睨んで開発。

そこに新たな代替品が現れ、売り上げが減少。

または、想定した市場に参入できない

さて、どうしたものか…。

良くある話です。

 

 

その時に、製品の整理整頓をやってみましょう。

・開発コンセプト

・現状の用途

・メリット

・デメリット

これを書き出しましょう。

 

 

その上で、複数人でディスカッションする。

条件は、自由闊達な意見と、提示された意見を否定しないこと。

 

 

固定概念を捨てる為にも、参加者には製品に長く携わっていない社員を、何人か加えましょう。

そして、老若男女でメンバー構成。

最初に整理整頓した資料をベースに議論することで、新たな発想が生まれやすくなります。

肝心なのは固定概念を捨てる。

例えば、現状用途のデメリットが、他の用途ではメリットに変わることもあり得ます。

「この製品は熱を発生するから、放熱機構が必要」

「その熱を利用する用途はないかな?」

 

 

一つ例題として、「畳」の新たな用途を考えて見ましょう。

どんなものが生まれるかは、皆さんの発想次第です。

 

 

「そんなので物が売れたら苦労しない!」

 

 

では、今までのやり方を継続すれば、売れるのでしょうか?

物事を変えることに対して、最も邪魔するものは「固定概念」です。

固定概念を作っているのは誰でしょう?

深く、長く製品に携わってきた人達です。

例えば…

「この製品は、○○業界に向けて開発し、リーズナブルに目的を達成できるから、売れるはず」

立ち上げや開発コンセプトは、そうかもしれません。

でも、そこに拘って売り上げが伸びないより、他の用途を考えることは、会社にとってマイナスにはならない。

この固定概念…別に販売だけでなく、工程改善にも、人材育成にも働き方改革、女性活躍にも起こっている事では?

様々な、社内変革の阻害要因になっていませんか?

 

 

こんな課題を解決したい…、ぜひ、ご相談下さい。

儲かる仕組みづくりの、お手伝いをさせて頂きます。

 

See you tomorrow ♬

 

        

ディーズビジネスコンサルティング 佐藤

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