東日本大震災の日に改めて思う…本当に効果のあるBCPは、反復訓練から得られる

 

 

地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、

ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ

 

「どうだった…直ぐに、火を消せたか?」

 

 

「すいません、直ぐには無理でした、元菅遮断の指示、出せませんでした」

2011年3月11日 14:46に起きた東日本大震災から15分後、経営からの問い掛けに、私が答えた言葉です。

 

 

当時、私は火を扱う設備の生産、品質の課長。

打ち合わせしている最中、それは突然起きました。

「棚から離れろ」

「設備を停止しろ」

「揺れが収まるまで動くな」

「頭部を守れ」

揺れが収まった時点で、部下約40名に非常口からの非難を指示。

直ぐに点呼…しかし、人員が足りない。

対象エリアが広く、普段と違う場所で働いていた部下に、指示が届いていませんでした。

全ての人員を外に整列させ、工程責任者4名と共に、工場内に戻って、を消しました。

その後、経営の管理者招集指示に基づき、参集…冒頭の会話に至った訳です。

 

 

 

幸い、震度5弱でしたが、社員も会社も、大きな被害はありませんでした。

しかし、このことに、自分の不甲斐なさを、痛感しました。

「なぜ、ガス元菅遮断の指示を、直ぐ出せなかったのだろう…」

「部下全員に、指示が届かなかった…」

 

 

 

会社では定期的に、避難訓練、消火訓練などを経験し、自分ではやるべきことは、理解していたつもりでした。

しかし、結果は…。

その後、BCPという考えが導入されました。

そして、私と同じミスを誰もがしない為には?を、常に考えていました。

また、より確実に社員を守る為には?も。

経営の立場にたった時に、マニュアルの整備、ツールの準備に力を入れました。

そして、実践式の訓練を繰り返す

そこで得られた問題は、マニュアルに反映し、改訂する。

ツールも、効率よく、効果的な方法を追求。

例えば…

社員の靴…静電シューズ、静電ブーツを、安全靴タイプへ変更。

避難用ヘルメット…社員が直ぐに使えるよう、避難経路にファイルタイプを日勤社員分設置。

地図…電気が遮断した時の為に、交通網確認用にA0にコピーした地図を20枚準備

設備非常停止…製品の判定基準と確認方法の確立

…etc。

 

保管、使いやすさ、性能も満足する製品でした~大量設置にはピッタリ

 

実体験から反省し、改善を進めて思うことは、「BCPは、マニュアル、ツールだけでは不足」であること。

反復の実地訓練、不具合、問題の抽出、マニュアルの改訂、ツールの追加、見直しを、継続すること。

そして、「それは大丈夫じゃない?」という、根拠のない判断はしないこと。

継続していくことで、会社、社員双方の力は、確実についていきますから。

 

 

こんな課題を解決したい…、ぜひ、ご相談下さい。

儲かる仕組みづくりの、お手伝いをさせて頂きます。

 

See you tomorrow ♬

 

        

ディーズビジネスコンサルティング 佐藤

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