点検記録、検査記録…書く作業が占める時間の割合は?

 

 

地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、

ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ

 

 

 

【おはようございます】

昨日と全く一緒の朝。

 

同じ写真か?と思うくらいの空の色、そして暗さです。

雨は降っていませんけど。

昨日は今の時間は青空でしたが、今日は曇ったまま。

ただ、鳥のさえずりが聞こえます。

珍しく「カッコォー」の声響いています。

田舎に住んでいる特権ですね…自然を常に感じられるのは。

ツレは毎晩カエルの鳴き声で寝付くとのこと。

この自然環境がずっと続きますように…。

 

【世相】

昨日の山形県新規感染者数は22人

徐々にですが上昇傾向ですね。

高校のクラスター影響が見て取れます。

全国でワクチン接種、色々とトラブルありますが始まりました。

私の母も1回目を来週実施する予定。

人口が少ないので予約にも大きな混乱ありませんでした。

自治体に任せる…として予約には自治体の知恵が入っているようです。

接種券と同時に日時指定同封する(福島県相馬市、新潟県上越市)パターン。

私は良いと思います。

地区ごとに分けて、代表者がくじ引きして順番。

地区では町名あいうえお順、番地順と自動的に順位付けされる。

この方が高齢者のデジタル難民問題もありません。

その日にどうしても打てない場合のみ、コールセンターへ。

なのでパンクもしなかったそうです。

更に地区ごとに日時が決まっているので送迎バスもピンポイント。

この様な無駄をできるだけ省き、一定以上の人に認められる方法を考えた

自治体の関係者を尊敬します。

山梨の飲食店対応も先駆者でしたが、この様などこも初めてのことに対して

自分達で考えて行動できる…日頃の活動も同様にされているんてしょう。

やったことない、それは難しいのでは…と御託を並べるより、

やる為にはどうするか?が立つ人の集団は必ず機能します。

会社もそうあるべき。

ただ、イケイケ論者ばかりでも危険ですから、異論も受け入れて進める必要ありますが…。

異見も意見、多角的に見る為に集団を構成する訳ですから。

 

 

ワクチン接種でもう一つ良いと思う報道ありました。

山形市ではキャンセルが出た場合、キャンセル待ちの高齢者見つからなければ

近在の学校関係者に打つことを決めたそうです。

高校でのクラスター出てますから妥当。

他では町長だ、教育長だ、副市長が打ったのはけしからん…と騒いでますが、

最初に決めて公示すれば私は悪いことではないと思います。

責任ある立場の人が倒れて滞ることを考えれば理解は得られること。

見つかって後から「広い意味で私も医療関係者」とか言うから叩かれる。

起こりうることの想定が狭いから起きること。

危機管理の知見が浅いのでしょうか?

 

 

【お題】

「点検記録、検査記録…書く作業が占める時間の割合は?」について一言(‘ω’)ノ

 

製造工程の管理として様々な記録を取っていると思います。

良品を作る為に必要な行為の一つ。

 

さて、それをどの位の時間を掛けて実施するか決めてますか?

今、実際どれだけ掛かっていますか?

それは就業時間の何パーセントですか?

 

最初の質問である設定時間を最初に決めているか?

これには二つの目的があります。

・設定時間通りに実作業が行われているか?を検証する為(品質的観点)

・設定時間が長く生産性を落とすことがないかを検証する為(生産性観点)

例えば8時間の就業時間で、記録に割く時間が1時間だとしたら?

12.5%生産性は落ちます。

生産性が落ちると残業、休出になるので嫌だ…と考えたら、

作業者、検査員は何をするか?

手抜きをします。

そうなると目的である良品を作る為の保証は担保できません。

点検、検査より記録を書くことが仕事になる…まさに無駄な行為。

 

記録を効果的に、効率的に実施するということは

品質面でも生産性面でも重要な行為、改善活動であると言えます。

だから、記録には設定時間を決めて取り組む必要があるのです。

 

短時間でも良品を作る為の保証ができる為には?

例えば計器のデジタルメモリを読み取り記載する…という項目があったとしましょう。

36.5、36.8、36.9、36.5…規格36.5±0.5で、日々の数値を記録する必要がありますか?

記録の帳票に36.0、36.1、36.2、36.3、36.4、36.5、36.6、36.7、36.8、36.9、37.0が印字され、

〇で囲む、レ点を付けるにしたらどうでしょう?

数字を記載するより書く時間減りませんか?

 

記録の目的を達成しつつ、最小限の時間でできる工夫を考えることが肝要。

作業者、検査員も楽になります。

本の数秒じゃないか…と言わないでください。

その積み重ねが生産性を落としている以上、改善テーマ足り得るのです。

更に短く、例えば記録の自動化や設定範囲外では設備が動かないの投資は後でもOK。

どこを問題視するかの改善脳のトレーニングは投資しなくても出来ます。

小さいことからコツコツと…、無駄を無駄と認識できるように…。

 

【ご当地探訪】

 

湯野浜海岸に沈む夕日