降雨災害…リスク管理のトップ事象として考えないと…

 

 

地域活性化の為に魅力ある地方企業づくりのお手伝いをさせて頂く、

ディーズビジネスコンサルティングの佐藤です。(‘◇’)ゞ

 

 

 

【おはようございます】

昨日は寒かったですね。

 

今日は涼しいという感じ。

窓を開けて丁度いい。

九州、山陰、四国、東海、北陸と広い範囲で、線状降水帯の影響で被害が…。

こちらは雨はパラついていますが、まだ大雨ではありません。

最近、余りにも降雨災害多いと思いませんか?

各都道府県で治水事業も行われていますが、それでも被害が出る。

それだけ降水量が異常ということ。

色々と考えなければいけない、リスクのトップ事象になってしまいました。

 

 

【世相】

山形県新規感染者数は37人

庄内地方での感染も、また確認されています。

昨日記載したことが、数時間後に現実に。

遂に20,000人超えたとの発表が…。

まだまだ増えるでしょう。

未だ人流抑制への具体案無いまま、時は流れていくのですから。

更に今回の様な災害が加わることで、避難所クラスターの危険も出てくるはずです。

雨風がある中、換気で窓を開ける訳には行かないでしょうから…。

二重苦三重苦…。

 

大谷翔平選手、7勝目。

昨日は一番ピッチャーで先発。

ホームランは出ませんでしたが、あとちょっとの二塁打も。

投げてはゲレーロ選手を一塁打一本、あとは三振と抑えました。

二桁勝利も見えてきましたが、本当にすごい選手ですねぇ…漫画ですね。

心配なのはケガ…ケガだけしませんように。

心配と言えば、高校野球

3日連続の雨天中止。

大会期間が長引くとコロナの心配も出てきます。

戦う前にチーム内に感染者が出たらアウト。

十分注意しているでしょうが、一層注意して戦う機会を失わないことを祈念します。

 

【お題】

「降雨災害…リスク管理のトップ事象として考えないと…」について一言(‘ω’)ノ

 

本日未明から北九州地域で降雨災害による避難指示。

更には山陰、四国、東海、北陸でも河川の氾濫。

報道では久留米市の住宅地域が40センチほどの水に浸かっている映像も。

二階から撮影された住人の話しだと、一階は既に浸水し、二階に避難。

 

 

 

更には他の地域でも河川の氾濫が相次いでいます。

 

 

 

ここ数年、降雨災害の件数が飛躍的に上がっています。

報道で「〇〇年に一度の降雨」「身の安全を第一に考えて行動してください」が繰り返されています。

線状降水帯、この気象用語も一般的に理解されるレベル。

それほど、降雨災害が多いという事。

 

企業として様々なリスク管理に取り組んでいるはずです。

火災、地震や風水害の自然災害、電力、部材供給など、生産に関わる全てに。

その中でも水害については、今一度見直すべきだと思います。

リスク管理のトップ事象として、対応を考えなければならないでしょう。

 

見直すべきポイント

 

・ハザードマップ確認

立地している土地のハザードマップを確認し、水害時の浸水レベルを予測

各都道府県で開示しているハザードマップを流用

・床高さ、保管品高さ

上記ハザードマップで予測した浸水レベル以上になっているかを確認

・供給電源、各ユーティリティ設備の位置、高さ

上記ハザードマップで予測した浸水レベル以上になっているかを確認

・通勤ルートの周知

社員の通勤路での危険区域を調査、水害発生時の推奨ルートを周知

・土嚢等の浸水対策ツール

必要な数量の確保と実地訓練

 

生産継続として注意すべき代表的なものとしてあげています。

理想は高床式での施工。

ハザードマップでの浸水レベル×2の床上げがされていれば、社内への浸水は防げるはずです。

しかし、新規施工でなければ無理。

この場合、他の方法を検討しなければなりません。

 

例えば…

倉庫や現場の保管エリア

保管しているものが浸水レベル以下であれば、水没~廃棄となり、大きなロスとなります。

従って棚等の嵩上げで、最低地上高(外地底面+床面)が浸水レベルを上回る様に考える必要があります。

      

電源、ユーティリティ

コンセントの位置やエア、ガス等を使っている場合、浸水レベル以下にあると復旧に大幅な期間が必要となります。

BESTは天井からの供給、ここは新規施工でなくても対応可能な工事となります。

 

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通勤ルート

社員が通勤できなければ生産できません。

また、通勤時の安全を確保することからも、各地域ごとに危険地域をピックアップ。

水害時の推奨通勤ルートを提示し、周知することです。

ちなみに、一般車両で走行可能なレベルは水深30㎝以下

一般的なSUVでも60㎝が限界でしょう。

 

 

土嚢等の浸水対策ツール

必要数のシュミレーションと確保は当然ですが、実際に対応できる為の訓練も必要です。

火災に対する消火訓練と同様に、水害に対する訓練も実地訓練すべきです。

合わせて作業時に使用する履物等のツールも社員の安全を守る為に備えましょう。

 

 

想定されるリスクに備えることは、サプライヤチェーンを担う企業の必要行動です。

リスクを全て上げてプランを練る。

それらを定期的に実地訓練する。

ただし、全て定期的に実施するのが難しければ、リスクランクの高いものを重点に。

水害はリスクランクのトップ事象になりつつあります。

対岸の火事ではなく、いつ起きてもおかしくないレベル。

今日取り上げた内容については、一般家庭でも通ずるところがあります。

まずはリスクを知ることから。

水害…BCPトップ事象として考えて行動を

 

【ご当地探訪】

  

余目八幡神社様 自宅近くの地の神様です