見える仕事と見えない仕事…どちらも必要

こいつはうちの…帰ってくると玄関までお出迎えしてくれるが黙って撫でて下さいって言わない…

毎回私のスリッパに異常にじゃれついて、気付けばスリッパはボロボロに…3ヶ月持ちませんね。スリッパ業界には貢献できてますかね(笑)

猫がスリッパに興味を示す理由…色々な説があると思いますが、良く言われるのは「飼い主の匂いチェック」「自分以外の動物の匂いがついてないか?」「顔を突っ込んで閉塞感と暗さを楽しむ」などがあげられますが、私的にはどっかで「こんな仕草見ろ見ろ…ホレ、可愛くない?癒されるだろ?」と自分をアピールしている様に見えるんですけど…

うちの猫のようにアピールする必要はありませんが、会社においてもアピールは必要です。

アピールと言っても「私、頑張ってます!」という言葉でなく、仕事でのアピール…

組織にはミッションがあり、そのミッションを達成する為に組織を編成する個人にもミッション=目標が与えられています。この目標を達成することが見える仕事…見える仕事を積み重ねて行けば、上司の信頼度は増します。信頼度が増せば次のステージでの高い目標を与えてみよう…つまり、昇格等のチャンスを与えてみようという気持ちになる…

ただし、経営的視点で見るとこういう見方をしています…「この人は与えられた仕事はこなせるけど、自分で仕事を生み出すことはできるかな…?」…上位資格になればなるほど、仕事を与えられるのではなく仕事を創る力…企画力、計画力が重要になる…

これを乗り越えて経営にやらせてみよう!…と思わせるには「見えない仕事」が重要だと思います。

「見えない仕事」を例えるなら、部下、同僚、他部署の人達の仕事にどう関わっているか?

自分のことだけやってれば評価されるだろ…こんな気持ちでいる人には上位資格を任せるのはリスキー…一方で自分以外の仲間に自分から関わっていく人は多少自分の目標が未達でもチャンスを与えてみたいと考える…なぜなら、見える仕事は自分が進め方、考え方を指導すれば成長するから…ただし、見えない仕事の部分は指導するのが難しい…特に言われるまでそのことに気付かない人にはベースから作り直さなければならないから時間も掛かる…

見えない仕事は書いて字の通り、見てくれているかはわからない…そこを見てくれているかは部下にとっては運…だから昇格昇進は運も大切ということ

経営、上司はそういう人達の「見えない仕事」を見れる目を養っていきたいもの…